水谷瞬選手の2026年成績を分析|打率・本塁打・OPSは3年間でどう変わった?

北海道日本ハムファイターズの水谷瞬選手は、193cmの長身から繰り出す力強い打撃が魅力の外野手です。

2024年には97試合に出場して打率.287を記録。翌2025年には本塁打を12本に増やし、長打力でも存在感を示しました。

一方、2026年は62試合の出場にとどまり、打率.239、6本塁打という成績でした。

では、2024年から2026年にかけて、水谷選手の打撃はどのように変化したのでしょうか。

この記事では、NPBと北海道日本ハムファイターズの公式記録を基に、打率・本塁打・OPS・出場機会を比較します。さらに、パ・リーグの対戦球団別成績も調べ、数字から見える特徴を整理しました。

水谷瞬選手のプロフィール

項目内容
名前水谷 瞬(みずたに しゅん)
所属北海道日本ハムファイターズ
背番号53
ポジション外野手
生年月日2001年3月9日
身長・体重193cm・100kg
投打右投右打
出身校石見智翠館高校
ドラフト2018年ドラフト5位

水谷選手は福岡ソフトバンクホークスでプロ生活をスタートし、2023年オフの現役ドラフトで日本ハムに移籍しました。

日本ハム加入後の2024年に一軍で大きく出場機会を増やし、打率.287を記録。2025年には本塁打数を伸ばすなど、打撃面で新たな結果を残しました。

水谷瞬選手の2024〜2026年成績を比較

まずは、日本ハムでプレーした3年間の主な打撃成績を見てみましょう。

成績2024年2025年2026年
試合数978762
打席数353321217
打数327296201
安打948248
打率.287.277.239
二塁打18168
三塁打331
本塁打9126
打点394123
四球211811
三振797755
出塁率.335.322.286
長打率.443.473.378
OPS.778.795.664

※OPSは出塁率と長打率の公表値を合計して算出。2026年シーズン終了時点。

この表から分かる大きな変化は、次の3点です。

1つ目は、打率が2024年の.287から2026年の.239へ低下していること。

2つ目は、2025年に本塁打と長打率が上昇したこと。

そして3つ目は、2026年に出場試合数と打席数が減少したことです。

ただし、打席数が異なるシーズンの本塁打数や安打数を比較する際には注意が必要です。単純な本数の増減だけでなく、打席あたりの割合にも目を向けてみましょう。

打率・出塁率・長打率はどう変わった?

水谷選手の打率は、2024年の.287、2025年の.277、2026年の.239と推移しています。

2024年と2025年は打率2割7分台を維持しましたが、2026年は2割3分台となりました。

出塁率も2024年の.335から2025年は.322、2026年は.286へと低下しています。

一方、長打率は打率と少し違う動きを見せました。

2024年の.443から2025年には.473へ上昇し、その後2026年は.378に低下しています。

つまり、2025年は打率がわずかに下がったものの、長打率は高くなったシーズンでした。

この違いを理解するために、次は長打の内訳を見ていきます。

2025年は本塁打が増加|長打力を数字で確認

水谷選手の長打の内訳は、次のようになっています。

長打2024年2025年2026年
二塁打18168
三塁打331
本塁打9126
長打合計303115

2025年は、2024年より打席数が32少なかったにもかかわらず、本塁打は9本から12本に増えています。

本塁打が打席に占める割合を計算すると、次のとおりです。

年度本塁打打席数本塁打/打席
2024年9353約2.5%
2025年12321約3.7%
2026年6217約2.8%

2025年は本塁打数だけでなく、打席あたりの本塁打の割合も3年間で最も高くなりました。

打率だけを見ると2024年の方が高いものの、長打力という面では2025年に特徴が見られます。

一方、2026年は6本塁打でした。

本塁打数は前年の半分ですが、打席数も減っているため、単純に長打力が半減したと考えるのは適切ではありません。

打席あたりの本塁打の割合は約2.8%で、2024年の約2.5%に近い水準でした。

ただし、長打率は.378まで下がっています。2026年は本塁打だけでなく、二塁打や三塁打を含む長打全体の結果も前年より伸びませんでした。

2026年は出場機会が減少|打席数の変化を確認

水谷選手の出場試合数と打席数は、2024年から2026年にかけて減少しています。

年度試合数打席数1試合平均打席数
2024年97353約3.64
2025年87321約3.69
2026年62217約3.50

2026年の打席数は217。2025年の321打席と比べると104打席少なく、約32%の減少です。

出場試合数も87試合から62試合へ減りました。

一方、出場1試合あたりの平均打席数は、2025年の約3.69から2026年の約3.50への変化にとどまっています。

この数字からは、1試合あたりの打席数が大きく減ったというより、出場試合数の減少が年間打席数に影響したことが読み取れます。

ただし、出場機会が減った理由は、この成績表だけでは判断できません。

起用方針やコンディションなどを推測で結び付けることは避け、ここでは公式記録から確認できる変化に絞ります。

三振と四球の割合は変わった?

打率や本塁打以外にも、打席での結果を確認してみましょう。

年度四球三振四球/打席三振/打席
2024年2179約5.9%約22.4%
2025年1877約5.6%約24.0%
2026年1155約5.1%約25.3%

※割合は各年度の四球数・三振数を打席数で割って算出。

四球の割合は、2024年の約5.9%から2026年の約5.1%へわずかに低下しています。

一方、三振の割合は2024年の約22.4%から2026年には約25.3%となりました。

2026年は、打席数が減ったため三振の総数も減っています。しかし、打席あたりの三振の割合は3年間で最も高くなっています。

打撃成績を比較するときは、このように総数と割合の両方を見ることで、異なるシーズンをより公平に比べられます。

なお、三振率の上昇だけで打撃内容の原因まで判断できるわけではありません。

パ・リーグ球団別打率を比較|2025年と2026年で変化

ここからは、ファイターズ公式サイトの条件別成績を使い、パ・リーグ5球団との対戦結果を比較します。

対戦球団2025年2026年
ソフトバンク.196(46打数9安打).200(40打数8安打)
西武.429(49打数21安打).208(48打数10安打)
オリックス.160(50打数8安打).400(25打数10安打)
楽天.317(41打数13安打).125(24打数3安打)
ロッテ.267(60打数16安打).250(36打数9安打)

※ファイターズ公式サイトの条件別成績。2025年は2025年10月20日時点、2026年は2026年10月16日時点の表示データ。

オリックス戦は打率.160から.400へ

対戦球団別で最も大きく打率が上昇したのはオリックス戦です。

2025年は50打数8安打、打率.160でしたが、2026年は25打数10安打、打率.400となりました。

2026年は前年より打数が少ないものの、安打数は8本から10本に増えています。

打率の上昇だけでなく、実際の安打数でも前年を上回った点が特徴です。

ただし、2026年は25打数の記録であり、今後も同じ打率を維持できるかどうかは分かりません。

西武戦は打率.429から.208へ

西武戦では、反対の変化が見られました。

2025年は49打数21安打、打率.429という高い数字を残しています。

しかし2026年は48打数10安打、打率.208となりました。

両年の打数はほぼ同じですが、安打数には11本の差があります。

今回の球団別比較では、特に注目したい変化の一つです。

ただし、この数字だけで西武戦を苦手になったと判断することはできません。対戦投手や試合状況など、成績に影響する要素は複数あるためです。

楽天戦でも打率が低下

楽天戦は、2025年の打率.317から2026年は.125となりました。

2025年は41打数13安打でしたが、2026年は24打数3安打です。

西武戦と同様に、2026年は安打が伸びなかった対戦相手でした。

一方、ソフトバンク戦は.196から.200、ロッテ戦は.267から.250と、打率の変化が比較的小さくなっています。

球団別成績から何が分かる?

2025年と2026年を比べると、対戦球団ごとの打率は一様に下がっているわけではありません。

オリックス戦では大きく上昇した一方、西武戦と楽天戦では低下しました。

つまり、年間打率の変化だけでは見えない違いが、対戦球団別の数字には表れています。

ただし、各球団との対戦打数は限られています。球団別打率は相性を断定する材料ではなく、シーズンの特徴を振り返るためのデータとして活用するのが適切でしょう。

OPSで見る水谷瞬の3年間

OPSは、出塁率と長打率を合計した指標です。

水谷選手のOPSは、次のように推移しています。

年度出塁率長打率OPS
2024年.335.443.778
2025年.322.473.795
2026年.286.378.664

最も高いのは2025年の.795です。

2024年と比べると、2025年は出塁率がわずかに低下しましたが、長打率の上昇がそれを上回りました。

一方、2026年は出塁率・長打率の両方が低下し、OPSは.664となっています。

3年間を通して見ると、2024年は打率、2025年は長打力、2026年は打撃成績全体の低下という違いが見られます。

水谷瞬の2026年成績をどう評価する?

ここまでの数字を整理すると、水谷選手の2026年には次のような特徴がありました。

まず、打率は.239で、2024年・2025年の水準を下回りました。

本塁打は6本。2025年の12本から減少しましたが、打席数も少なくなっています。

また、長打率と出塁率がともに低下したことで、OPSも3年間で最も低い数字となりました。

対戦球団別では、オリックス戦で打率.400を記録する一方、西武戦と楽天戦では前年より打率が下がっています。

一方で、今回のデータから打撃フォームや配球への対応、コンディションなどの原因まで断定することはできません。

公式記録から確実に言えるのは、2025年に長打力で結果を残した水谷選手が、2026年は出場機会と打撃成績の両面で前年を下回ったということです。

今後は出場機会がどう変化するか、打率や長打率が再び上昇するかが注目点となります。

まとめ|水谷瞬の3年間には異なる特徴がある

水谷瞬選手の2024年から2026年までの成績を比較すると、それぞれのシーズンに違った特徴が見られました。

2024年は97試合に出場し、打率.287を記録。日本ハム加入後に一軍で結果を残したシーズンでした。

2025年は打率.277ながら本塁打を12本に増やし、長打率.473、OPS.795を記録しました。

2026年は62試合、打率.239、6本塁打、OPS.664。出場機会と打撃成績がともに減少しています。

ただし、年間成績だけでは分からない特徴もあります。

対戦球団別に見ると、2026年はオリックス戦で打率.400を記録するなど、相手によって結果に違いがありました。

今後、水谷選手がどのような成績を残していくのか。2025年に見せた長打力を再び発揮できるかにも注目したいところです。

この記事を書いた人
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